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問題を解決するための5つのステップ

マインドマップで全てを見える化#20

問題解決能力は、日常生活やビジネスシーンあらゆる場面で求められるスキルです。ビジネスに限らずあらゆるシュチエーションにおける問題解決の方法論をわかりやすく説明している解説書が多数出版されています。今回は、MindMasterで現状を分析し自分だけの問題解決の方法をご紹介します。

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Part 1: 問題を解決するための5つのステップの概説

問題解決の5つのステップとは、①解決したい内容を決める-②原因の調査と分析をする-③問題解決のゴールを考える-④解決策の優先順位を決める-⑤結果を評価するという5ステップになります。

そもそも、問題とはなぜ発生するのでしょうか。それは、理想があるからです。つまり、理想と現実の溝をどのように埋めればよいかを解決することが問題解決といえます。会社経営という具体例であれば、理想に近づくために事業を展開します。理想と現実のギャップが問題と定義するならば、解決していく過程が事業と呼ばれるべきです。

そして、知らなければならないのは「理想」を実現させることは、視野を広げ知見を深めれば深めるほど難しいと理解しなければなりません。しかし、その理想を実現するために問題解決を型にはめながら愚直に行うことで、自分の意図しないところに人間性が現れます。その中に真摯な姿を見た周囲の人が、賛同者となって埋めてくれる形が理想につながるのかもしれません。

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Part 2: 5つのステップの詳細とポイント

問題解決STEP5

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① 解決したい問題を決める

まずは、理想に向けて解決したい問題を設定しましょう。問題は大きく潜在型、設定型、発生型の大きく3つに分けられます。

潜在型とは、今後発生しうる問題をさします。現状ではまだ発生していない、または気づけていない問題を含みます。この問題は経験則が大いに役立つ問題です。そのため、3C分析4P分析などをEdrawMaxで使用しながら競合分析を独自の視点から行い、それを共有して意見を出し合いましょう。具体的には、取引先のサービス終了による売上高減少を扱うならば、その独自で抱える問題を社会に押し広げると、資金不足により市場での競争力が低下していると言い換えることができます。その視点から独自の問題を見直すことで、不足の事態に備えることも不可能ではなくなることもあります。

設定型とは、達成したい目標などをさします。具体例をあげるならば、既存の取引先に止まらず、新規ビジネスを構築したい時などです。

発生型とは、生じてしまった問題をさします。具体例をあげるならば、取引先がサービスを終了してしまい売上が減少してしまったなどです。

② 原因の調査と分析をする

次に、問題の原因を調査し最適な解決策に導くための分析を行います。原因調査には現状把握、原因把握、問題設定分析の3つに大別できます。

現状把握とは、どの事象によって、現状にどれほどの変化があったかに気づくことです。事実や関連データを収集しできるだけ詳細に全体像を把握します。

原因把握とは、結果を前提に原因を分析することです。なぜなぜを繰り返し真の原因を探ります。

問題設定分析とは、様々な要因が重なった複雑な問題について体系化して分析することです。特性要因図などEdrawMaxで作図しながら整理していきます。

③ 問題解決のゴールを考える

問題を調査、分析して原因を明確にした後は解決策を考えます。問題解決とは、障壁を取り除いて理想にすることです。この理想を実現するために計画を立てましょう。

④ 解決策の優先順位を決める

解決策を立てた後は、優先順位をたてます。優先順位の立て方は、時間や資金によって制限があるかもしれません。今できる限りで、最善を尽くせるような優先順位にしましょう。

⑤ 結果を評価する

問題解決を振り返ります。計画と比較しながら項目別にどのような結果が導かれたのかを評価しましょう。解決策が満足のいくものであれば、その解決策を体系化して再発防止のため共有しましょう。反対に、満足がえられない場合は、2.原因と調査の分析に戻り再考します。ここで、重要なのが悩むと考えるのを間違わないようにすることです。自分の中で悩むや耽る(ふける)のを止めて、具体的に要素を組み合わせながら、PDCAサイクルと呼ばれる計画、実行、評価、改善を回し続けましょう。

まとめ

問題解決は、目標設定と現状把握、そして各々の知見に助けられて逆方向から問題を見直す繊細さが必要とされます。さらに、事業、あるいは自分の真の目標設定に向けて、余白と新たな課題を生み出す豪胆さも持ち合わせなければならないのです。MindMasterで発散しながらEdrawMaxで体系化し日々の洞察力を研磨しながらより深い問題解決をできるように身構えましょう。



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